新リア王 上 高村薫/著
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[3] 圧倒された読後感をつづる NAME:よっちゃん DAY:2005/12/08(Thu) 11:28
「晴子情歌」の続編として価値観の揺らぎの今日的状況を政治舞台に表し、「マークスの山」「レディ・ジョーカー」の流れにある闇社会の存在感を滲ませる。現代文学にして大型のエンターテインメントでもある。
ニーチェ、ドストエフスキー、禅宗の哲学。
さらに濃密な人間描写。
これぞ高村文学の到達点。

http://yottyann.at.webry.info/200511/article_12.html

[2] ここまでリアルに政治哲学を小説化した人 NAME:よっちゃん DAY:2005/11/18(Fri) 10:12
小生は仕事上多少政治・官僚の世界と付き合いがあり良い点悪い点を理解しているものですが、ある意味で国家観と良識の備えた大物保守政治家を抽象的に抜き出してその思考方法が時代に合わなくなっているところから起こる悲劇を練りに練った言葉の奔流で実にリアルに描写しています。まだ上巻だけですが、日記風に簡素をブログに載せております。
高村さん、文学者としてがんばってください。

http://yottyann.at.webry.info/200511/article_6.html

[1] 新リア王 上 高村薫/著 NAME:BOOKS ルーエ DAY:2005/11/12(Sat) 16:50
保守王国の崩壊を予見した壮大な政治小説、3年の歳月をかけてここに誕生!   父と子。その間に立ちはだかる壁はかくも高く険しいものなのか――。近代日本の「終わりの始まり」が露見した永田町と、周回遅れで核がらみの地域振興に手を出した青森。政治一家・福澤王国の内部で起こった造反劇は、雪降りしきる最果ての庵で、父から息子へと静かに、しかし決然と語り出される。『晴子情歌』に続く大作長編小説。

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