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4月期販売額は7・5%減/週刊誌、送品落込み2桁減/出版科研調べ
日時: 2022/08/15 14:00:16
情報元: 日書連

出版科学研究所調べの4月期の書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は前年同月比7・5%減となった。内訳は書籍が同5・9%減、雑誌は同9・5%減となった。書籍は送品の減少に加えて返品が増加し、マイナスに。4月期は20年、21年と2年連続で緊急事態宣言が発出され、特に書籍の実績は異常値(20年21・0%減、21年21・9%増)が続いていた。雑誌の内訳は月刊誌が同9・0%減、週刊誌が同12・2%減。週刊誌は発行金額が同12・3%減と送品ベースの落ち込みが大きく、2桁マイナスとなった。
書店店頭の売上げは、書籍が約8%減。文芸書が約16%減、ビジネス書が約10%減と落ち込む中、児童書は約2%減にとどまった。『名探偵コナンハロウィンの花嫁』(小学館ジュニア文庫)などの児童文庫やヨシタケシンスケの新作絵本『かみはこんなにくちゃくちゃだけど』(白泉社)など有力新刊が多かった。
雑誌の売上げは、定期誌が約6%減、ムックが約2%増、コミックスが約8%減。コミックスは、4月にアニメ放送が始まった『SPY×FAMILY』(集英社)が新刊・既刊ともに大きく売れ行きを伸ばした。
メンテ

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