8月期販売額は1・1%減/雑誌が21年5月期以来のプラス/出版科研調べ
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- 日時: 2022/11/11 17:20:33
- 情報元: 日書連
- 出版科研調べの8月期の書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は前年同月比1・1%減となった。内訳は、書籍が同2・3%減、雑誌が同0・2%増。雑誌がプラスになったのは21年5月期以来。内訳は、月刊誌が同0・3%増、週刊誌が前年同率だった。月刊誌は、大型コミックスの新刊が相次ぎ売行きが好調。定期誌も送品数の大幅抑制で返品が改善しており、プラスとなった。週刊誌は、旧統一教会関連の特集等により総合週刊誌が好調だった。
書店店頭の売上は、書籍が約5%減。文芸書のみが約4%増と前年を上回った。雑誌の売上は、定期誌が約4%減、ムックが約3%増、コミックスは約7%減。ムックはシニア向け企画や旅行ガイドなどが好調だった。
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