取次大手2社2022年年間ベストセラー/総合1位は『80歳の壁』/老後を元気に過ごす秘訣に関心
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- 日時: 2023/01/28 16:54:05
- 情報元: 日書連
- トーハンと日本出版販売(日販)は12月1日、2022年の年間ベストセラーを発表した。総合1位は両社とも和田秀樹『80歳の壁』(幻冬舎)。2位は、トーハンが『WORLDSEIKYOvol.2・3』(聖教新聞社)、日販が永松茂久『人は話し方が9割』(すばる舎)。3位は、トーハンが逢坂冬馬『同志少女よ、敵を討て』(早川書房)、日販が厚切りジェイソン『ジェイソン流お金の増やし方』(ぴあ)だった。集計期間はいずれも2021年11月22日〜2022年11月21日。
『80歳の壁』は、80歳を目前に寝たきりや要介護などといった大きな「壁」を乗り越え、長生きするよりも元気でいることを提案し、シニア層のニーズをとらえた。同著者の『70歳が老化の分かれ道』もトーハンは7位、日販は8位にランク入りしている。 『人は話し方が9割』は、日販は2位、トーハンは『人は聞き方が9割』との合計で4位にランクイン。コロナ禍で対面での交流機会が減り、職場のみならず友人・家族とのコミュニケーション不足が不安視される中で、解決に向けての行動に引き続き注目が集まっていることをうかがわせる。 『同志少女よ、敵を討て』はトーハンで3位、日販で5位にランク。デビュー作ながら直木賞候補となって脚光を浴び、その後本屋大賞、高校生直木賞を受賞し、より多くの読者の支持を獲得した。 日販で3位、トーハンで6位に入った『ジェイソン流お金の増やし方』は、簡単にできる節約や投資術などを解説。将来のお金に不安を持つ人々の関心を集めた。 〔トーハン調べ〕 (1)『80歳の壁』和田秀樹、幻冬舎(2)『WORLDSEIKYOvol.2・3』聖教新聞社(3)『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬、早川書房(4)『人は話し方が9割』『人は聞き方が9割』永松茂久、すばる舎(5)『メシアの法「愛」に始まり「愛」に終わる』大川隆法、幸福の科学出版(6)『ジェイソン流お金の増やし方』厚切りジェイソン、ぴあ(7)『70歳が老化の分かれ道若さを持続する人、一気に衰える人の違い』和田秀樹、詩想社(8)『898ぴきせいぞろい!ポケモン大図鑑上・下』小学館(9)『20代で得た知見』F、KADOKAWA(10)『本当の自由を手に入れるお金の大学』両@リベ大学長、朝日新聞出版 〔日販調べ〕 (1)『80歳の壁』和田秀樹、幻冬舎(2)『人は話し方が9割』永松茂久、すばる舎(3)『ジェイソン流お金の増やし方』厚切りジェイソン、ぴあ(4)『20代で得た知見』F、KADOKAWA(5)『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬、早川書房(6)『メシアの法』大川隆法、幸福の科学出版(7)『898ぴきせいぞろい!ポケモン大図鑑(上・下)』小学館(8)『70歳が老化の分かれ道』和田秀樹、詩想社(9)『本当の自由を手に入れるお金の大学』両@リベ大学長、朝日新聞出版(10)『私が見た未来完全版』たつき諒、飛鳥新社
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