ABC雑誌発行社レポート2022年上半期雑誌販売部数
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- 日時: 2023/01/28 16:54:32
- 情報元: 日書連
- 日本ABC協会は2022年上半期(1〜6月)雑誌発行社レポートを発表した。今回掲載したのは32社107誌。各雑誌部数の前年同期比の平均(既存誌ベース)は、週刊誌94・81%、月刊誌87・95%、合計89・61%となった。報告誌の状況は、光文社『Mart』は報告を中止。主婦と生活社『JUNON』の雑誌ジャンル・カテゴリ区分が、「女性ヤング誌」から「女性ティーンズ誌」へ変更となった。講談社『with』は発行周期を月刊から不定期刊に、『おともだち』は月刊から年5回刊に、『たのしい幼稚園』は月刊から年6回刊に、中央公論新社『婦人公論』は月2回刊から月刊に変更した。
一般週刊誌のトップは『週刊文春』の22万8939部で前年同期比10・9%減となった。2位の『週刊現代』は同12・5%減の16万9610部、3位の『週刊新潮』は同6・3%減の13万6569部、4位の『週刊ポスト』は同4・0%減の13万595部と、いずれも部数を落とした。新聞社系は『週刊朝日』が同9・8%減の4万5824部と約1割のマイナス。 男性月刊誌は、ヤング誌の『MEN’SNON-NO』が同44・1%減の3万391部、『smart』が同41・5%減の2万8274部と大幅に落ち込んだ。 ビジネス・マネー誌は、『週刊ダイヤモンド』がデジタル版の伸長により同37・4%増の8万1739部と伸長。『週刊東洋経済』は同5・2%減の4万2374部。『日経ビジネス』はほぼ横ばいの14万8887部、『プレジデント』は同9・7%減の10万5927部だった。 女性週刊誌は、『女性セブン』が同2・5%減の15万6809部、『女性自身』が同1・1%減の14万6488部、『週刊女性』が同11・6%減の6万8922部といずれも減少傾向が続く。 女性月刊誌は、女性ヤング誌の『mini』が同53・1%増の7万1772部と好調。女性ヤングアダルト誌の『sweet』は同48・2%減の5万8522部と落ち込んだ。女性シニア誌の『素敵なあの人』は同37・7%増の5万5682部で、2期続けて前年を上回った。『ハルメク』は17年上期から8期続けていた伸張が21年下期に止まったが、今期は同14・8%増の44万2093部と盛り返した。
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