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出版科学研究所調べ/7月期販売額は0.9%減/雑誌が11ヵ月ぶりプラスに
日時: 2023/11/04 16:48:07
情報元: 日書連

出版科学研究所調べの7月期書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は前年同月比0・9%減だった。内訳は、書籍が同2・2%減、雑誌が同0・5%増。雑誌の内訳は、月刊誌が同3・2%増、週刊誌が同11・7%減。
雑誌の販売実績が前年を上回ったのは、22年8月期以来11ヵ月ぶり。コミックス『ONEPIECE』『呪術廻戦』『キングダム』『【推しの子】』(いずれも集英社)、『ブルーロック』(講談社)の新刊が刊行され、全体を押し上げた。
返品率は書籍が同0・8ポイント減の41・0%、雑誌が同0・9ポイント減の42・9%。返品率が書籍・雑誌とも前年同月を下回ったのは、22年12月期以来。
7月期の書店店頭の売行きは、書籍が約3%減。文芸は約2%減で、第169回芥川賞を受賞した市川沙央『ハンチバック』(文藝春秋)は、7月19日の受賞後、24日には10万部重版が決定、累計発行部数は23万部となった。ビジネス書は約1%減。安達裕哉『頭のいい人が話す前に考えていること』、安藤広大『とにかく仕組み化』(いずれもダイヤモンド社)が引き続き好調。文庫は約4%減、児童書は約10%減だった。
雑誌は、定期誌が約9%減、ムックはほぼ前年並み、コミックスは約1%減となった。
メンテ

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