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出版科学研究所調べ/10月期販売額は0.4%増/書籍好調も店
日時: 2024/02/09 12:46:34
情報元: 日書連

出版科学研究所調べの10月期の書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は前年同月比0・4%増だった。
内訳は、書籍が同2・8%増。雑誌は同2・9%減。雑誌の内訳は、月刊誌が同0・2%減、週刊誌が同15・6%減。書籍は9月期に引き続き返品が減少し、販売金額も2ヵ月連続でプラスとなった。
書店店頭の売上は、書籍が約6%減。文芸は10月3日発売の『続窓ぎわのトットちゃん』(講談社)が1週間で30万部を突破するなど好調で、約5%増と前年を上回ったが、その他のジャンルは文庫約9%減、ビジネス書約3%減、実用書約2%減、児童書約13%減、学参はほぼ前年並みと低調が続いている。
雑誌の売上は、定期誌が約10%減、ムックが約4%減、雑誌扱いコミックスが約8%減。コミックスは、『呪術廻戦』『SPY×FAMILY』(いずれも集英社)の新刊、『葬送のフリーレン』(小学館)全巻、『薬屋のひとりごと』はスクウェア・エニックス版と小学館版『〜猫猫の後宮謎解き手帳』など、アニメ化作品の強力タイトルがヒットしたにもかかわらず、前年の売上を大きく下回る結果となった。
メンテ

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