出版科学研究所調べ/2月期販売額は3・5%減/書籍1・1%減、雑誌7・6%減
|
- 日時: 2024/06/30 20:40:20
- 情報元: 日書連
- 出版科学研究所調べの2月期の書籍雑誌推定販売金額(本体価格)は前年同月比3・5%減となった。内訳は書籍が同1・1%減、雑誌が同7・6%減で、雑誌の内訳は月刊誌が同8・0%減、週刊誌が同5・1%減だった。
返品率は書籍が前年同率の31・0%、雑誌が同1・6ポイント増の42・8%で、雑誌の内訳は月刊誌が同1・6ポイント増の41・5%、週刊誌が同1・1ポイント増の48・4%。書籍、雑誌ともに返品率の足踏み状態が続いている。コミックスの売れ行きが想定以上に芳しくなく、月刊誌は5ヵ月連続の悪化となった。 書店店頭の売れ行きは、うるう年の影響もあって前年を超えた。書籍が約4%増と絶好調で、うるう日を除いても前年を上回った。文芸は約12%増で5ヵ月連続のプラス。文庫は約3%増、新書は約3%減、ビジネスは約8%増、学参は約5%増、児童は約1%増。 雑誌は定期誌が約1%減、雑誌扱いコミックスが約15%減、ムックは約11%増。2月16日のアニメ映画公開を受け『ハイキュー!!magazine2024FEBRUARY』『「ハイキュー!!」ジャンプ ゴミ捨て場の決戦』(いずれも集英社ムック)の2誌が牽引した。
|
|