CCC06年3月連結決算、経常利益大幅増
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- 日時: 2006/05/29 08:13
- 情報元: 新文化
売上高は前期比19%増の2283億円、経常利益は同86%増の145億円。当期純損益は買収したデジタルハリウッドなど3社の株式取得とレントラックジャパンとの株式交換などによる連結調整勘定380億円を一括償却したため、312億円の赤字となった。経常利益が増加したのは直営事業の収益改善(14億円)、ロイヤリティなどの増益(12億円)、買収した3社の連結開始(7億円)などが新規直営店の出店コストを大きく上回ったため。TSUTAYA店舗の既存店売上げも、セルCD・DVDとゲーム販売は前年割れしたが、レンタルが好調に推移し、書籍も同0.7%増と全体では同0.9%増となった。これにより、加盟店の収益も上がってきているという。期末の店舗数は同123店増の1273店だった。また、日販との物流統合においては、子会社の日本ソフトサービスの株51%を譲渡した結果、資産は200億円減少したが、使用資産対経常利益率は同5.88ポイント増の15.33%に向上した。
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