【 紀伊國屋書店1206億円でトップ 】
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- 日時: 2006/07/27 09:40
- 情報元: 日書連
日経流通新聞は7月12日付で第34回日本の専門店調査(2005年度)を発表した。
これによると、総売上伸び率は前年比7・1%で、04年度の4・3%を2・8ポイント上回った。
22業種のうち増収増益だったのは16業種で、前回調査より2業種増えた。
減収は「生鮮」1業種のみ。
クールビズ効果や厳冬で冬物衣料が好調だった「カジュアル衣料」と、薄型テレビなどデジタル家電が牽引した「家電製品」がともに2桁の増収となった。
書店の売上高ランキングを見ると、紀伊國屋書店が1・9%増の1206億円で4年連続のトップ。
2位は文教堂で1・1%減の528億円、3位は有隣堂で3・0%増の520億円だった。
なお、丸善は変則決算のためランキングから除外されている。
売上高伸び率では、愛知のヴィレッジヴァンガードが24・3%、大阪のアミーゴが21・4%の高い伸びを示した。
総売上高経常利益率はヴィレッジヴァンガードが11・3%、従業員1人当たり総売上高は文教堂が4662万円、売場面積3・3u当たり直営店舗売上高は三省堂書店が480万円、直営+FC新設店舗数はヴィレッジヴァンガードが42店でそれぞれ首位だった。
書店を含む「書籍・文具」業種全体の売上高は2・1%増と、前回より1ポイント拡大。
しかし同紙は書店業界について、「出版物市場の縮小で、昨年度は中堅・中小店が7〜8%減ったとみられる。
増収は上位企業による都市部への積極的な大型出店が押し上げた」と分析している。 http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5232 より引用
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