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【 正味下げ、適正配本が課題 】 日書連
日時: 2006/11/22 18:01
情報元: 日書連


 宮城県書店商業組合は11月12日午後2時から仙台市太白区の秋保温泉『ホテルきよ水』で通常総会を開き、組合員117名(委任状含む)が出席した。

 総会は佐藤陽一理事(朝野堂)の司会で進行。

小関真助副理事長(かほく書店)が開会の辞を述べ、藤原直理事長(金港堂)があいさつした。

 藤原理事長は「現在の書店経営における深刻な問題は売上の減少。

昨年末に日書連が実施した『全国小売書店経営実態調査』でも85%の書店が経営が悪化したと回答している。

インターネットや携帯電話の普及が原因の1つと考えられる。

日書連では、正味引き下げや配本問題改善、返品入帳、支払サイトの改善に取り組んでいく」と述べた。

新販売システムについては「『窓際のトットちゃん』『だいじょうぶ だいじょうぶ』2点合わせて2万3千部受注という結果だった。

買い切りという条件面とシステムの説明が十分ではなかった」と述べた。

また、日書連共済会の解散についてこれまでの経緯を説明した。

 このあと藤原理事長を議長に議事を行い、すべての議案を原案通り承認可決した。

 議事終了後、出版社、取次、運輸など11名を加えて永年勤続者の表彰を行なった。

今年の受賞者は勤続5年から30年まで合計15名で、受賞者を代表して勤続15年の佐藤芳子さん(石巻市・ヤマテル)が理事長より表彰を受けた。

続いて行なわれた研修会では、出版社各社が自社商品、取次各社は新しい流通システムと書店支援策を説明した。

菅野喜副理事長(ブックス・カンノ)の閉会の辞で総会を終了した。

  (佐々木栄之広報委員)
http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5429
より引用
メンテ

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