丸善、2007年1月期決算を発表。不正会計処理は4月中に
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- 日時: 2007/04/01 15:36:35
- 情報元: 新文化
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売上高は993億4000万円、営業利益は8億4300万円、経常利益は4億6000万円、当期利益は49億6700万円。当期利益が業績予想より大幅に上がっているのは昨年に投資有価証券の売却益約53億円、事業改革費用戻入額3億6100万円を特別利益に計上したため。 また、不正会計による影響額を当期に特別損失で一括処理する予定だったが、各期の決算を訂正する方針に変更し今回特別損失に計上しなかったことも影響した。前年比を発表していないのは昨年が10カ月の変則決算であったことと、不正会計処理があった2002年3月期から5期分の決算を訂正するため。 不正会計処理については、現在も調査を継続中。定時株主総会が行われる4月26日までには、取締役の処分も含めて調査結果と防止策を公表する。 役員人事については村田誠四郎社長のほか、松嶋徹常務店舗事業本部長などが退任。新たに小城武彦氏と大西敏彦氏(大和証券エスエムビーシー)が取締役に就任する予定。
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