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【 取次上位3社は揃って減益 】 日書連
日時: 2007/09/04 13:44:23
情報元: 日書連
参照: http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5997

日経流通新聞は8月1日号で「第36回卸売業調査」を発表した。

これによると06年度の全13業種の売上高は前年比4・1%増、経常利益は1・8%増。

2年連続の増収増益だが、増益率は15・5%だった前回調査を大幅に下回った。

増収は8業種で前回調査より2業種減った。

また、増益は5業種で3業種減った。

 同調査では書籍・CD・ビデオ・楽器を「書籍ほか」として1つのグループにまとめているが、売上高3・9%増、経常利益18・2%減と増収減益だった。

ここから書籍卸売業の上位6社を抜粋したのが別表。

 売上高を見ると、トップの日販はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と設立した、レンタル店向け卸のMPDを連結対象に加えて10・6%増となった。

トーハンは1・8%減。

大阪屋4・3%増、栗田2・6%減、太洋社0・8%減、日教販1・0%減だった。

 また、上位3社は前年に続き揃って減益となった。

営業利益は日販7・3%減、トーハン9・9%減、大阪屋12・0%減。

経常利益は日販25・0%減、トーハン19・2%減、大阪屋4・4%減。

コンビニエンスストアの雑誌不振や中小書店の廃業、取引先向けの設備投資などが減益要因になった。

 売上高経常利益率は1:トーハン1・0% 2:日販0・6% 3:日教販0・3%の順。

売上高販売管理費率は1:大阪屋7・9% 2:トーハン10・1% 3:太洋社10・1%の順。

1人当たり売上高は1:大阪屋2億7394万円 2:日教販1億2972万円 3:太洋社1億494万円の順になった。




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