【 3.8%減少で売上514億円 】
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- 日時: 2008/01/10 18:18:34
- 情報元: 日書連
- 参照: http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=6235
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栗田出版販売は12月25日、板橋区の本社で定時株主総会を開き、第70期(平成18年10月1日〜19年9月30日)の決算諸案などを承認した。
第70期売上高は514億円で前期比20億円、3・8%の減少。
既存書店の売上げの落ち込みと書店の転廃業が影響した。
返品率は雑誌35・4%(0・9ポイント減)、書籍42・5%(0・6ポイント増)、合計38・6%で前期比0・2ポイント改善した。
経費面では人件費、運送費の削減に努めたが、減収による減益を補いきれず、貸倒引当金の積み増しを行った結果、営業利益4億2500万円(1億5千万円減)、経常損失8千万円(2億6千万円減)、当期純損失1億5千万円(3億1千万円減)と、減収減益になった。
中期経営計画の初年度は赤字になったが、郷田社長は「本業の強化を推し進め、取引先書店が元気を出す支援策をさらに一層重ねていく。
来年の栗田創業90周年に向けて全社一丸となって努力していく」と、来期の方針を述べた。
期中の新規店は56店、増床11店、合計6699坪。
取引中止は72店、4129坪。
期末社員数は223名。
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