【日販の第60期決算 連結売上7879億円】 日書連
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- 日時: 2008/06/18 17:58:52
- 情報元: 日書連
- 参照: http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=6539
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日販の第60期決算(07年4月〜08年3月)概況が発表になった。
日販グループの連結売上高はMPDや出版共同流通、日販IPS等グループ各社の業績好調を受けた結果、7879億3800万円で対前年0・8%増、66億1300万円の増収となった。
このうち日販単体の売上高は大型の新規取引などの増収要因があった反面、既存店の落ち込みとCVSルートの不振で売上額6471億900万円、対前年0・2%減となった。
減収は10期連続。
連結ベースの販売管理費は864億2900万円で対前年比0・8%の減少。
販売費は日販の雑誌取扱量減による運賃減少、出版共同流通の生産性向上による荷造運動費減で3・9%減、一般管理費は本社及び王子流通センターのリニューアルで減価償却がかさみ、1・5%増加した。
営業利益は11・1%増の144億9900万円、経常利益は25・6%増の55億1400万円。
特別損失として計上した38億5500万円のうち、23億6300万円は棚卸資産の評価損で、グループ全体で棚卸資産の低価法を早期適用した結果。
王子流通センター、本社リニューアルに伴う除却損、改装費用も特別損失に計上された。
これを受け当期純利益は対前年97・7%減の3千万円と増収減益の決算となった。
日販単体の売上高内訳は書籍2494億2300万円(0・3%増)、雑誌3365億5900万円(1・3%減)、開発商品611億2600万円(3・5%増)。
返品率は書籍39・8%(0・6ポイント増)、雑誌36・0%(0・3ポイント増)、開発商品11・6%(1・9ポイント減)。
合計で0・3ポイント増の35・9%。
年間の増床は568店、7万1802坪。
減床は382店、2万5422坪。
予想以上に既存店の落ち込みが大きかったという。
日販連結損益計算書売上高 787、938売上原価 687、009売上総利益100、928販売費及び一般管理費 86、429営業利益 14、499営業外収益 1、351受取利息 178その他の収益 1、172営業外費用 10、336支払利息 240売上割引 9、812その他の費用 283経常利益 5、514特別利益 398特別損失 3、855税金等調整前当期純利益 2、057法人税、住民税及び事業税 732法人税等調整額1、690少数株主利益 ▲395当期純利益 30 2008/06/11記事一覧 全国
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