【 買切り選択は正味35% 】 日書連
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- 日時: 2008/07/15 13:13:56
- 情報元: 日書連
- 参照: http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=6588
- 小学館は11月18日に発売する『ホームメディカ 新版・家庭医学大事典』の販売にあたって、RFIDタグを利用して1)責任販売制なら書店マージン35%、2)委託では通常正味――と、同一銘柄で2本建ての取引条件を採用することを発表した。
『ホームメディカ』の取引条件は、責任販売制の場合は小学館出し57%、取次出し65%で、委託制で出荷する場合は通常正味という設定。
請求は買切り、委託のいずれの場合でも3カ月延勘払いとなる。
返品の場合、責任販売制は書店から取次には3掛入帳、取次から小学館には2掛入帳となる。
委託販売品の返品条件は通常通りの入帳となる。
販売促進費は責任販売制の場合はつけないが、委託の場合は10部以上1部につき50円。
11月18日発売に間に合う注文締切は10月3日までに取次へ。
商品にはRFIDタグで固有のシリアル番号を付け、送付先と販売条件を把握できる仕組みだが、UHF帯のタグ読取リーダーがまだ普及していないため、ケース、帯に責任販売制と委託販売制を区別できるマークを付け、スリップも色を変えて目で区別がつく仕様にするという。
小学館大住常務は「各世代、男女を問わず売りやすい商品として『ホームメディカ』を選定した。
新しい販売施策は利益も出やすく、巻き返しを図る突破口にしたい」と意気込みを述べた。
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