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【 書店人と読者の情報サイト 】日書連
日時: 2009/03/03 08:18:17
情報元: 日書連


 全国の書店人と本好きのための情報&意見交換サイト「ブックマンカインド」が昨年10月中旬にオープンし、今年2月には1日アクセス数が2500PVになるなど、利用者が順調に増えている。

同サイトを運営する新栄堂書店・柳内崇社長にサイト立ち上げの狙いなどを聞いてみた。

 ブックマンカインドはユーザー登録して会員になるとスレッド(議題)が立てられ、本に対する思いや意見、知りたい情報を教えてもらうなどの活用ができる。

会員登録しないで「ゲスト」として閲覧、書き込みも可能。

これらはいずれも無料で利用できる。

 最新のスレッドを見てみると、書き込みの多い順に「出版業界よもやま話!ニュース」「店頭の動き、これからの注目品、品揃え」「ビジネス書の担当会議しましょう」「心に残っている絵本・児童書」「あの作品の映像化」と、書店人らしいタイトルが目立つ。

 柳内社長は「これから売れそうな本、お客様から聞かれたことなど、書店人、パート、アルバイトが情報を共有し広く活用できる場になることを期待しています。

サイト発のベストセラーが生まれるかも。

読者からは本屋に質問したいけど聞きにくいことなど、なんでも質問してもらいたい」と、幅広い活用を提案する。

著者、編集者や出版社、印刷会社からの発言も歓迎している。

 サイト立ち上げの初期費用が百万円、ランニングコスト毎月4、5万円は同社の持ち出し。

「ここで本を売ろうと思えば多少の収益はあがるが、それが目的じゃない。

お客様の質問に対するベストアンサーを月間ソムリエ大賞にするなど、回答者へのインセンティブも必要で、売上げを還元するアフィリエイトの仕組みも考えていきたい」と今後の計画を語る。

アドレスは以下の通り。

http://bookmankind.jp

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