学研、持株会社制へ移行/事業分割10月から新たに8社設立
|
- 日時: 2009/03/24 17:56:46
- 情報元: 新文化
学研は3月16日、10月1日付で会社分割による持株会社制へ移行し、学研本体を学研ホールディングスに商号変更することを決めた。持株会社制への移行では、本体の事業を引き継ぐ新会社八社を設立するとともに、100%子会社の3社にも事業を継承させる。新会社の経営体制などは今年五月にも発表する予定。
出版事業では、新設会社「学研パブリッシング」が雑誌や生活実用書文庫、新書などの「暮らし・教養・エンタメ出版事業」を継承。絵本・児童書、学参、図鑑・百科、辞典・語学書などの「学び・児童出版事業」は、「学研教育出版」(新設会社)が引き継ぐ。医療・看護部門の出版事業は学研の100%子会社・学研メディカル秀潤社が継承する。
出版営業の体制も刷新し、取次会社への営業は「学研マーケティング」(新設会社)、書店営業は学研マーケティングの100%子会社として新設される「学研出版サービス」で行う。
出版事業以外では、教室・塾事業を「学研エデュケーショナル」(新設会社)、園・学校事業を「学研教育みらい」(100%子会社)、家庭訪問事業を「学研ネクスト」(100%子会社・研秀出版を商号変更)が継承する。そのほか、機能子会社として、学研の製作資材本部の機能をもつ「学研プロダクツサポート」、経理・人事・経営企画部と情報システムの「学研ビジネスサポート」、総務部などの機能を有する「学研ファシリティサポート」を新設する。
また、決算期を9月末にすることを決めた。決算期変更の経過期間となるのは今年4月1日〜9月30日までの第6回期で、6カ月の変更決算となる。
|
|