【日販の書店売上調査】5月期は対前年比5.4%減と前年割れ
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- 日時: 2009/07/03 11:40:21
- 情報元: 新文化
- 日販では、4月から開始された高速料金割引や大型連休により、消費者の支出意欲が戸外での活動に集中したことが要因としている。
ジャンル別では、文庫が08年12月に前年比を下回ったが、その後はマイナス幅を縮小。5カ月ぶりに前年同月を上回った。上位5位銘柄は対前年金額比250%で、上位タイトルが文庫全体の売上げを押上げたことが要因。文芸書は、5月29日発売の『1Q84(1・2巻)』が3日間で5月期の売上1位になるなど話題を呼んだが、上位20銘柄の対前年売上比は6.3ポイント減。 立地別では、商店街の前年同月比が大幅減。大型連休の影響による商圏内人口の流出が要因と思われる。また、ビジネス街が前年を下回った。前年に比べて稼働日が2日少なく、書店の営業日にも影響した。客単価は、全体で100.6%と前年を0.6ポイント上回った。
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