宮脇グループ、明林堂書店のスポンサーに
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- 日時: 2009/08/04 11:53:04
- 情報元: 新文化
- 宮脇書店の関連会社、宮脇カルチャースペース(宮脇富子社長)が明林堂書店を支援することが決まった。明林堂書店の全株式を取得して事業を引き継ぎ、経営再建を進める。
明林堂書店は昨年8月に民事再生法を申請していたが、支援するスポンサーが決まらず、大分地裁への再生計画案提出は1月と4月、2回にわたって延期していた。業界内では地元IT企業が内定していると伝えられていたが、計画案を提出する7月末の最終期限直前に宮脇グループに決まった模様。今後は大分地裁への申請や債権者集会を踏まえ、現在78店舗ある明林堂書店の不採算店を見直すと思われる。明林堂書店の負債額は書店の倒産では最大規模の147億円(申請時)。 宮脇書店の宮脇範次社長は「いま詳しいことは話せません。しかし、明林堂書店は郊外店が多く、当社のノウハウを活かせると思う」と述べている。宮脇カルチャースペースはFC店の開発・運営・コンサルティングを行っている。
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