【 『1Q84』が牽引 】 日書連
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- 日時: 2009/08/08 11:58:10
- 情報元: 日書連
- 日販書店経営相談センター調べの6月期書店分類別売上調査がまとまった。
6月期は平均で前年同月比95・4%となり、5月期の94・6%から、マイナス幅はわずかながら小さくなった。
原因は村上春樹『1Q84』で、文芸書は平均104・9%と9カ月ぶりに前年同月を上回った。
ジャンル別の動向では、文芸書を除くと各ジャンルともマイナス。
雑誌は97・0%、コミック97・5%、文庫95・1%と主力商品が振るわない。
新書は78・5%となり、直近1年間でマイナス幅が最も大きかった。
昨年は『察知力』(幻冬舎)、『悩む力』(集英社)、『孤宿の人』(新人物往来社)などの売れ行き良好銘柄があったが、今年は引っ張る商品が見当たらないのが原因。
客単価は平均1139円で100・1%。
2カ月連続でプラス。
客数はすべての立地、規模で減少し、95・9%となったものの、平均商品単価は100・6%と微増になった。
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