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【 売上7%減、244億円 】日書連
日時: 2009/09/19 08:29:25
情報元: 日書連


 中央社は8月17日午前10時より板橋区の本社で平成20年度定時株主総会を開催。

平成20年度決算諸案などを承認した。

 今期の売上高は244億1132万円で前期比93・0%となった。

このうち出版物販売高は雑誌133億5396万円(前期比91・8%)、書籍64億7900万円(93・9%)、特品6億7830万円(110・9%)だった。

 売上原価が売上高の伸びを上回ったため売上総利益は23億4161万円で、前期比89・1%にとどまった。

経常利益は7323万円、52・9%で減収減益の決算となった。

 売上げダウンは雑誌の不振が大きかったほか、民事再生を申請した明林堂の売上減収分が今期も影響を残した。

一方、返品率は雑誌32・6%(1・4ポイント減)、書籍35・1%(2・9ポイント減)、特品12・7%(4・9%減)、合計32・9%(2・1ポイント減)と大きく改善しており、経常利益面では貸倒引当金を3700万円積み増し、将来リスクに備えた。

 定時総会終了後、午後1時から行われた記者会見で、6月にトーハン副社長を退任、今回中央社の代表取締役社長に就任した風間賢一郎氏があいさつ。

「トーハンで培ったノウハウを生かし、利益の出せる取次にしていきたい」と抱負を述べた。

このほかの役員では外山常務が専務に、新谷取締役が常務に昇格した。

21年度の売上目標は2・7%増の250億6387万円としている。

 中央社は本年創立60周年を迎えるため「チャレンジ60」の施策をたて、各部ごとに目標設定のうえ、インセンティブ契約を行う。

また、今期から役員、従業員持株会をスタートさせる。

 また、業務協業化策として2月から共栄図書の返品業務受託を開始、雑誌は4月から協和出版販売、日本雑誌の発送協業化を始めている。

 ◇中央社新役員    (○新任、◎昇任)代表取締役社長      ○風間賢一郎専務取締役 ◎外山 義朗常務取締役 ◎新谷喜代春取締役    大谷 敏夫同      小暮 豊博同      矢下 晴樹監査役    剣持 明敏 ◇退 任取締役社長  正能 康成 ◇委 嘱営業本部長兼経営戦略室長 取締役社長○風間賢一郎社長補佐 管理・物流・渉外担当兼総務人事部長 専務取締役◎外山 義朗営業副本部長兼名阪支社長 常務取締役◎新谷喜代春仕入全般担当・営業副本部長兼仕入部長   取締役 大谷 敏夫営業全般担当・営業副本部長兼コミックメディア部長   取締役 小暮 豊博取引担当兼取引部長   取締役 矢下 晴樹【風間賢一郎氏略歴】 昭和19年2月21日生れ、新潟県出身、中央大学経済学部卒。

平成21年8月中央社入社、執行役員副社長を経て8月17日、代表取締役社長就任。

現住所は埼玉県春日部市。

メンテ

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