出版労連、年末一時金の交渉開始 要求「同率」の傾向
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- 日時: 2009/11/20 12:05:16
- 情報元: 新文化
- 出版労連の2009年秋期・年末一時金交渉がスタートし、統一要求提出日の10月29日に71単組・分会(翌30日提出四単組・分会、28日以前提出21単組・分会)が経営側に要求を提出した。31日現在の集計では、平均割数は、86単組集計で33.2割(前年比0.6割減)と前年よりやや低めとなった。
他の要求事項では、雇用形態に関わらず一時金の同率同方式の要求など、非正規雇用労働者に関する要求を提出する単組が目立った。
単組平均の要求金額では、前年同時点より11万9047円減(50単組集計)の129万2301円(45単組集計)、35歳実態額で、前年より10万5034円減(24単組集計)の120万7310円(18単組集計)となった。前年の最終集計の単組平均要求額は、134万0157円(七四単組集計)で、平均割り数は33.1割(117単組集計)。
前年と平均割数の増減を比較すると、「率上」3単組、「同率」65単組、「率下」19単組。前年の最終の割数増減は、「率上」9単組、「同率」84単組、「率下」16単組。
その他の要求では、ここ数年来要求されてきた継続雇用制度をはじめ、育児休暇制度、介護・看護休暇制度、定年延長などが多く提出されている。また、新型インフルエンザ特別休暇や裁判員制度特別休暇などの要求もあった。
回答指定日は11月12日で70単組が指定している。
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