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流対協、グーグル問題で修正案に7つの要望を米地裁に提出
日時: 2009/11/20 12:05:51
情報元: 新文化

流対協は10月28日、Googleブック検索和解修正案が11月9日に南ニューヨーク地区連邦地裁に再提出されることを受けて、同地裁のデニー・チン判事やGoogleブック検索和解管理者などに、修正案に七つの要望を盛り込むことを求める要請書を送付した(その後、提出は13日に延期された)。

要請書では、(1)データのスキャンは著作者・出版社の事前許諾をとる、(2)和解への参加はオプトイン方式をとる、(3)海外の権利者はいつでも和解から離脱できると明記し、その場合はデータを削除する、(4)和解修正案の告知を徹底する、(5)米国外における利用の禁止を明確にする、(6)修正案の全文の日本語訳を作成し、権利者にネット以外でも閲覧可能にする、(7)版権レジストリには各国語圏の代表の参加を保障すること‐‐と訴えている。

また、この問題に絡んで流対協は、和解修正案に対して、政府として反対しているドイツ、フランスと同じように、日本も反対を表明するよう、政府に求めていくという。さらに、Google問題を端緒にして持ち上がった、国立国会図書館などの「ジャパン・ブックサーチ」の協議会や経済産業省の構想についても参加を求めていくという。

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