【 制度の重要性を再認識 】
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- 日時: 2010/02/16 08:15:31
- 情報元: 日書連
- 出版再販研究委員会は1月28日午後5時半から上野・梅川亭で新年懇親会を開催、書協、雑協、取協、日書連の出版4団体から委員・事務局など40名が出席した。
開会にあたり小峰紀雄委員長(書協)は、27日に行われた読売新聞社の新年会で渡邉会長が文字活字存亡の危機を訴えた話を紹介したあと、「同じ日に参議院議員会館で新しい活字議員連盟と文字活字推進機構の共催で国民読書年宣言集会があった。
文字活字の置かれた状況は難しくなっており、その中で再販は大事な位置づけにある。
改めて、本づくり、再販制度の重要性を原点に戻って考え直したい。
知恵を集めて頑張ろう」と述べた。
各団体からは「議員とべったりの関係はいけないが、いざという時のパイプが重要なことを再認識した。
再販制度の根っことなるものを再確認していきたい」(雑協上野理事長)、「出版業界は再販があるためにデフレ・スパイラルによる価格破壊の恐れはない。
昨年第3四半期から雑誌は堅調で書籍も底を打った感じがある。
国民読書年の今年も再販を守っていこう」(取協古屋会長)、「出版社の決めた定価を守るには気持ちを合わせ、ブレずにルールを守ることが重要だ」(日書連大橋会長)などの発言があり、朝倉邦造相談役(朝倉書店)の発声により乾杯を行った。
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