日経BP社、第1四半期は黒字に/今期の事業戦略を発表
|
- 日時: 2010/05/27 17:13:34
- 情報元: 新文化
- 日経BP社の平田保雄社長は5月14日、東京・港区の本社にマスコミ関係者を集め、進捗状況と今期の事業戦略について概況説明した。
売上高は前年比18・9%減の428億5000万円で、赤字決算となった第42期を振り返りながらも、今期は1〜3月までの第1四半期で黒字であると報告した。
1月に環境局、4月にはその分野のシンクタンク組織、日経BPクリーンテック研究所を新設した。「日経トレンディネット」や「日経ウーマンオンライン」のリニューアルや拡充計画も踏まえ、クロスメディアを進める。
また、4月には『日経新聞の数字がわかる本』など7点を携帯電話向けの電子書籍として販売。5月からは毎月3〜5点のペースで発売していく計画を発表した。7月以降は図版の多い書籍も電子書籍化する考えを示したが、iPadやキンドルへの対応について平田社長は「著作権やフォーマット、デジタル化する既刊書の範囲など、明確な方針が決まっているわけではない。まだ、手探り状態だ」と語った。
|
|