【 ドコモと大日本印刷、電子書籍事業で提携 】
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- 日時: 2010/08/18 07:55:25
- 情報元: 日書連
- NTTドコモと大日本印刷(DNP)は8月4日、携帯端末向け電子出版ビジネスで業務提携し、今秋をめどにサービスを開始すると発表した。
書籍、コミック、雑誌、新聞など10万点を超える電子出版コンテンツの収集、電子化、配信を行う。
さらに、ドコモの携帯電話やスマートフォン、タブレット型端末、電子書籍用端末に対応した電子書店の運営まで一貫して手掛ける。
また、秋のサービス開始に向け、両社で共同事業会社の設立を検討。
両社はコンテンツ提供者や端末は限定しない方針で、複数の出版社や端末メーカーに協力を依頼している。
すでにNECおよびLG電子(韓国)、サムスン電子(同)の端末メーカー3社が賛同しているという。
ドコモは端末機器や情報配信システム、決済システムを提供する一方、DNPは出版業界との信頼関係を活かし電子化支援等の役割を担う。
ドコモユーザーを核とした電子出版プラットフォームを構築するとともに、丸善、ジュンク堂、文教堂といったDNPグループのリアル書店やオンライン書店「bk1」とも連携。
紙の書籍と電子出版コンテンツのハイブリッド型サービス普及を目指す。
電子書籍事業では、ソフトバンクが米アップルのタブレット型携帯端末「iPad(アイパッド)」を販売。
KDDIは凸版印刷などと合弁会社を設立するなど、通信大手3社間の競争が激しくなりそうだ。
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