【 OKC戸田センター開設 】
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- 日時: 2010/08/18 08:00:26
- 情報元: 日書連
- 大阪屋と栗田出版販売は7月29日、東京・新宿区の研究社英語研修センターでOKC戸田センター開設説明会を開き、出版社に同センターの概要を説明した。
センターの住所は埼玉県戸田市氷川町3丁目4。
敷地面積は4069坪、建物は3階建てで延べ床面積は4801坪。
両社が昨年11月30日に共同出資で設立した(株)OKCが建設を進めてきたもので、竣工は7月31日。
主要業務は雑誌新刊整品・書籍新刊整品・注文品(一部倉庫・取り寄せ)。
1階は荷受け・荷捌きと仕分・出荷を行う。
新刊スペースはオリコン用とパレット用に分かれる。
トラックパースは10t車26台分の広さ。
デジタルピッキング方式を導入、書籍・雑誌以外の商材にも対応するとともに、品質と配本の精度を高める。
2階は専門書倉庫、集品・起票、注文仕分けのマテハン機、書籍を中心とした注文品とセット常備のゾーン。
3階は事務所、倉庫、関連会社の作業場となっている。
今後のスケジュールは、書籍新刊が、栗田は10月下旬、大阪屋は11月下旬から。
雑誌新刊は、栗田が2011年1月下旬、大阪屋が同2月下旬から。
注文品は、大阪屋が9月21日、栗田が11年1月5日から。
受品時間は、雑誌・書籍新刊が6時〜21時(書籍は月〜土、雑誌は月〜日)で、荷姿は両社合算。
注文品は9時〜17時(月〜土)で、荷姿は各社個別。
納品伝票は大阪屋、栗田ごとに作成し、納品時の受領印はOKCを使用。
窓口業務については従来通り大阪屋、栗田ごとで行う。
説明会の席上、大阪屋・南雲隆男社長は「2社の業務を集約するだけでなく、新たな付加価値をつけることが使命。
出版物流に資する物流基地として整備し、効率化と精度の向上を実現したい」、栗田・郷田照雄社長は「搬入を簡略化するための施策。
一緒になってよかったと言われる会社にしたい」と述べた。
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