【 電子図書館構築サービスを開始 】
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- 日時: 2010/11/01 16:24:29
- 情報元: 日書連
- 大日本印刷(DNP)と子会社のCHIグループは10月4日、全国の図書館を対象に、総合的な電子図書館構築支援サービスを開始すると発表した。
蔵書のデジタル化、出版社からの使用許諾、貸出配信システムなど電子図書館に必要なサービスを一括提供するもの。
CHIグループ傘下の図書館流通センター(TRC)が公共図書館、丸善が大学図書館にサービスを販売する。
各図書館が現在運用している紙の書籍の貸出システムと連動し、電子書籍の貸出・閲覧サービスを提供。
図書館利用者が検索で借りたい書籍を見つけ、紙または電子書籍のどちらかを選んで借りることができるようにする。
電子書籍の配信では、グループ会社のモバイルブック・ジェーピーと協力。
出版社から許諾を得た自然科学、人文社会科学関連の書籍や実用書、教育・学習関連書など約5000タイトルを図書館向けに販売する。
PDF、XML、Flashなどのフォーマットに対応。
DNPとCHIは今後5年間で500館に導入し、20億円の売上を目指すとしている。
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