日書連の大橋信夫会長、「書店に価格決定権を」と発言
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- 日時: 2010/12/22 14:18:36
- 情報元: 新文化
- 12月16日、都内のホテルで行った日書連の「年末懇親会」で大橋会長が冒頭挨拶で、問題提起した。
同会長は十数年来低迷する売上高を危惧しながら「書店はお客様の顔を見ていない。売上高を上げようと考え、何でもしようと思うが、何もできない。突き詰めていくと(その原因は)再販にある」とし、「価格決定権を書店に与えてくれないか」と訴えた。 取協の山ア厚男会長(トーハン)は「この業界は三位一体ではなく、垂直分業システム。三者の役割は違うが読者に本を届ける思いは同じ。制度を変えることからではなく、仕組みを考えるべき。(再販の見直しは)本末転倒にならないように」と応戦した。
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