【日販分類別売上げ調査】12月期、前年比0.8%減
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- 日時: 2011/01/29 07:30:24
- 情報元: 新文化
- 前年同月比は平均で0.8%減となり、8カ月連続のマイナスとなった。規模・立地別の売上高では、「401〜500坪」(同2.5%増)以外前年を上回るところはく、とくに「ビジネス街」(同5.9%減)の落ち込みが大きかった。客単価は、平均で同2.1%増と、前年超え。
雑誌合計では、同2.5%減。全ジャンルで前年割れとなり、とくに先月プラスだった「コミック」がマイナスに転じたため、減少率は前月(同2.0%減)よりも悪化した。 書籍合計は、同1.1%増。『KAGEROU』(ポプラ社)が発売され、売上げを大きく牽引したことで「文芸書」は同21.2%増となった。「ビジネス書」も、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社)が、2010年のベストセラーとして多くのテレビ番組で取り上げられたため、同3.4%増とプラスに転じた(前月は同7.7%減)。一方「文庫」は同4.0%減。これは、新刊刊行点数が少なかった(同9.0%減)ことと、2009年の、テレビドラマ放送で『坂の上の雲』(文藝春秋)の売上げが好調だった反動による。
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