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【 オリコン出荷を拡大  トーハン桶川SCMセンター】
日時: 2011/02/02 07:55:16
情報元: 日書連

トーハン桶川SCMセンター新年賀詞交歓会が1月14日にさいたま市のパレスホテル大宮で開催、輸送会社、出版社など物流部門関係者231名が出席した。

 あいさつしたトーハンの近藤敏貴社長は「桶川SCMセンターは昨年10月で稼働5年目を迎えることができた。

東京ロジスティックスセンターは15年目を迎える」と感謝の意を表明。

「新体制となり今年が勝負の年。

自分が営業、仕入の先頭に立ち、全社一丸となって売上増、返品率改善に取り組む」と抱負を語った。

 栃木裕史執行役員ロジスティックス部長は物流部門の取り組みを説明。

「MVPサプライという効率的送品の比率が上がり、返品が大幅減少した。

物流は品質、スピードがますます重要になってくる」と述べ、今年の基本方針として(1)品質主義、(2)環境を考慮したグリーンロジスティックスの推進、(3)納期の短縮――を掲げた。

グリーンロジスティックスの施策では、書籍の注文品物流の梱包材を段ボールからICタグ付き折り畳みコンテナ(オリコン)に順次切り替えることでCO2排出を削減し、環境に配慮した物流を推進。

11年中にオリコン出荷を全取扱量の80%に拡大することと、オリコンの業界統一規格化を目指すとした。

 来賓のカンダコーポレーション・勝又一俊社長は「輸送に求められているのは品質とコストの両立。

トーハンとともに、よりよい業務品質を目指したい」とあいさつした。
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