【 街の本屋の機能強化を柱に NET21】
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- 日時: 2011/02/15 11:00:18
- 情報元: 日書連
- 共同仕入・販売のための書店グループ「NET21」は2月2日午後6時から、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で新春の会を開き、メンバー書店、出版社、取次など約230名が出席した。
冒頭であいさつした大野裕彦社長(中原ブックランド)は「本年のNET21の基本方針は、街の本屋の機能強化と地域読者へのアピールだ。
商品施策のグループとは別に、現場でのスキルアップや店舗運営上の問題を共有し解決する機能を持つ『店長会』の活動を行っており、店舗運営力を強化することでお客様の来店動機を高めたい。
また、老若男女が集える場として『あの本屋じゃないと』とお客様に思っていただけるような環境作りを、商品施策や楽しさの提供、地域への貢献を通じて努力していく。
より創造力を発揮し、業界発展の一助となるよう情熱を持って行動していくので、ご協力をお願いする」と述べた。
来賓の偕成社・今村正樹社長は、売上縮小が続く出版業界について触れ、「コアな読者は多分なくならない。
読者に対して何らかの働きかけをする意志と、それに伴う実行ができるかどうかにこれからの業界がかかっている。
我々も頑張るので、NET21の皆さんも頑張っていただきたい」とあいさつ。
地方・小出版流通センター・川上賢一社長の発声で乾杯した。
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