【 NHK出版 春の企画説明会 】
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- 日時: 2011/03/01 16:39:32
- 情報元: 日書連
- NHK出版は1月31日、東京・新宿区の京王プラザホテルで「春の企画説明会」「創立80周年記念感謝の会」を開いた。
企画説明会であいさつした内藤正明常務取締役営業局長は「NHKテキスト・コンシェルジュ」という企画を考案したことを説明。
「書店の皆様がテキストの案内人となって、お客様の要望に即応していただきたい」として協力を求めた。
荒井正之販売部部長は「『NHKきょうの健康大百科』が6万8千部の成果をあげることができた。
2010年度のテキスト全体の実売予測部数は前年度比101・7%の見込み。
英語テキストの『ラジオ英会話』は104・2%、『ラジオ基礎英語3』は103・5%と既刊テキストが好調だった。
英語以外の7カ国語はさらに好調で126・0%を見込んでいる。
ただ、家庭テキストは88・4%だった」と報告した。
語学テキストでは「英語に注目を」として、『攻略!英語リスニング』『実践!英語でしゃべらナイト』『プレキソ英語』を創刊すると発表した。
家庭テキストは『趣味の園芸ビギナーズ』、教養テキストは『資格☆はばたく』『100分de名著』を創刊する。
書籍は「生活人新書」の「NHK出版新書」への新装刊などを説明した。
〔「知るって楽しい」大切に/80周年感謝の会〕 企画説明会の後、80周年記念感謝の会が開かれ、遠藤絢一社長は1月1日にNHK出版に社名変更したことを報告。
「NHKに最も近い関係にある出版社であるという強みを意識して仕事し、読者にも存在感を発揮していく。
『知るって楽しい』を最も大切にする価値として出版活動を続けていきたい。
本と読者の幸せな出会いを作るため書店の力は大きい。
本の作り方に厳しい意見を寄せていただきたい」とあいさつした。
来賓の日書連・柴ア繁副会長が「最前線にいる書店が商品をどう扱うかが販売の力になる。
配本ゼロでは頑張れない。
定期割れも痛い。
そうならないよう取次に厳しく言っていただきたい」と述べて乾杯した。
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