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【 『謎解きはディナーのあとで』第8回本屋大賞に決定 】
日時: 2011/05/02 08:08:05
情報元: 日書連

全国の書店員が一番売りたい本を選ぶ第8回「2011年本屋大賞」の発表会が4月12日、東京・港区の明治記念館で行われ、東川篤哉氏の『謎解きはディナーのあとで』(小学館)が大賞に輝いた。

 この作品は新米警部にして世界的企業グループの令嬢と執事が難事件を解決していくユーモア・ミステリー。

発表会の席上、東川氏は「賞を受けるのは初めての経験。

デビューした頃は売れなかったが、全国の書店員の皆さんが好意的に販売してくださったおかげでユーモア・ミステリーに対する注目度が上がった」と喜びを語った。

 今回は09年12月1日から10年11月30日に刊行された日本の小説から、一次投票に362書店・458人が参加し、上位10作品をノミネート。

ノミネート作品を対象にした二次投票には351書店・439人が参加した。

 本屋大賞のほか、今回は特別企画として「中2男子に読ませたい! 中2賞」の発表を行い、山田玲司著『非属の才能』(光文社新書)、北尾トロ著『キミは他人には鼻毛が出てますよといえるかデラックス』(朝日文庫)が選ばれた。

 〔本屋大賞順位〕  ▽1位『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉、小学館▽『ふがいない僕は空を見た』窪美澄、新潮社▽3位『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦、角川書店▽4位『錨を上げよ』百田尚樹、講談社▽5位『シューマンの指』奥泉光、講談社▽6位『叫びと祈り』梓崎優、東京創元社▽7位『悪の教典』貴志祐介、文藝春秋▽8位『神様のカルテ 2』夏川草介、小学館▽9位『キケン』有川浩、新潮社▽10位『ストーリー・セラー』有川浩、新潮社
メンテ

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