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【 1都1道14県の787書店が被災 】
日時: 2011/05/02 08:14:32
情報元: 日書連

日本出版取次協会(取協)は4月26日、東日本大震災の書店被災状況を発表した。

 これによると、被災エリアは1都1道14県(北海道、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県)に及び、何らかの被災を受けた書店数は787書店となった。

被害状況の内訳は、全壊・半壊104店、浸水・水濡れ53店、商品汚破損630店。

損害額は商品だけで推定約50億円となっている。

 会員各社は被災翌日の3月12日から4月15日までの約1ヵ月間で延べ3699人を被災地書店169店舗に派遣し、書店の復旧作業にあたっている。

以降も復旧作業を続けている。

4月22日現在で営業再開できない書店は132店舗、未だに安否確認が取れていない書店も3店舗となっている。

 会員各社は3月末の支払いに対して被災書店の要望に応える形で支払いの猶予など様々な支援を行っており、「被災した書店の1日も早い営業再開に向けて全力で支援していく」としている。
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