【 売上高1268億円 :大阪屋】
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- 日時: 2011/07/04 08:12:06
- 情報元: 日書連
- 大阪屋は6月27日、大阪市西区の本社で第64期定時株主総会を開催した。
第24期(H22・4・1〜23・3・31)事業報告によると、売上高は前期比0・91%増の1268億8800万円だった。
内訳は、書籍が同2・16%増の838億2900万円、雑誌が2・06%減の412億3000万円、その他が同15・40%増の18億2800万円。
総合返品率は31・74%だった。
内訳は、書籍31・13%、雑誌33・62%、その他2・48%。
営業面では新規店確保とEC部門拡張により売上確保を目指した。
また、既存店の店頭活性化に向け、在庫見直しのため「はんどくんレンタルサービス」を昨秋から開始し、「販売グランプリNEXT」を企画・展開した。
流通面では昨年8月にOKC「戸田センター」を開設し、9月から注文品業務、11月から書籍の新刊発送を移管した。
物流面では返品業務の効率向上と東阪間の返品業務見直しを進め、返品業務全体の再編に取り組んだ。
経費面では、大型新規店等での書籍分野の売上構成拡大や販売先の変化が加速、原価率に大きく影響したものの、社内の改善・改革やコスト削減が奏功し販売費が低減した。
営業利益は同23・83%減の4億4000万円の黒字となったが、営業外収支が5億6700万円の損失となったことから、経常損失は1億2600万円となった。
また、特別損失として固定資産除売却損600万円を計上したことから税引後当期純損失は1億4300万円となった。
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