【 第18回東京国際ブックフェア 】
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- 日時: 2011/07/18 16:05:50
- 情報元: 日書連
- 「第18回東京国際ブックフェア」(TIBF2011)が7月7日から10日まで東京・有明の東京ビッグサイトで開催され、8万8767人が来場した。
今回は7日から9日まで国際電子出版EXPOなど3つの展示会を同時開催し、商談や版権取引が活発に行われた。
会期中は講演会やセミナーなど多彩なイベントが実施され、一般公開日の9日・10日は本を求める多くの読者が詰めかけた。
今回は東日本大震災の復興支援をテーマの一つに掲げており、日書連、書協、雑協、取協など出版業界7団体で構成する東京国際ブックフェア実行委員会では「震災復興支援チャリティコーナー」を設置して自由価格本のチャリティセールを行い、約141万円を販売した。
売上の30%を出版復興基金に寄付する。
雑協は独自企画として『雑誌メディアは何を伝えたか!』を出展し、大震災の特集雑誌や関連出版物をチャリティ販売。
コミック10社会の協力による著名漫画家の応援メッセージのパネル展示も行われ、多くの読者で賑わった。
また、TIBFの収益金は一部を義援金として寄付するほか、会場に募金箱を設置して復興支援への協力が呼びかけられた。
初日の7日は午前9時半から、会場となった西展示場入口でオープニングセレモニーを開催。
主催者を代表して書協・相賀昌宏理事長が「本展示会の支援活動が、大震災からの復興のお役に立てればと心から願っている。
出展社、来場者の皆様が、本展を通じて大きな成果を上げることを祈念する」とあいさつ。
同ブックフェア名誉総裁の秋篠宮殿下をはじめ、紀子妃殿下、日書連・大橋信夫会長、書協・相賀理事長、雑協・石崎孟理事長、取協・山ア厚男会長ら出版業界代表や各国大使などでテープカットを盛大に行った。
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