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【 新明解国語辞典、12月に第7版発売 】
日時: 2011/10/16 19:00:53
情報元: 日書連

三省堂は12月1日、7年ぶりの改訂新版となる『新明解国語辞典』第七版を発売する。

まず並版(定価3150円、特装版(同)を発売し、来年1月中旬に革装(同5250円)、小型版(同2940円)、机上版(同4725円)、同2月下旬に大活字版(同4935円)を発売する。

 前身「明解国語辞典」の創刊から68年で累計2080万部を販売し、小型国語辞典のシェアでは30%台後半を常にキープ、ユニークな語釈で多くのファンを持つ「新明解」だが、第七版の販売目標は30万部としている。

 第七版の改訂のポイントは、並版・特装版・革装の判型をB6変形判からB6判に拡大し読みやすさを追求。

また、語と語の正しいつながり方や語順を説明する文法欄を新設。

「就活」「食育」「スマートフォン」などの新語を含め約1000項目を新たに追加し、総項目数が7万7500語に増えた。

さらに、新常用漢字に完全対応、語釈にさらに磨きをかけ、アクセント欄のブラッシュアップを図った。

 12月1日から来年2月末日まで書店向けにセットキャンペーンを行い、10冊以上の販売で1冊につき50円〜100円の報奨を支払う。

20冊から名入れ無料サービスを実施する。

 9月21日に東京・文京区の東京ドームホテルで開かれた企画発表会で、北口克彦社長は「『新明解』はデジタルの対極にあるおせっかいな辞書。

国語辞典としても一般書としても売れている。

7年ぶりの改訂。

拡売をお願いしたい」とあいさつした。

また、ラジオパーソナリティの小島慶子さんと瀧本多加志取締役出版局長が「ことばのチカラ」をテーマにトークイベントを行い、「新明解」の魅力を語り合った。
メンテ

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