【 電子書籍サービスがスタート 】日書連/ウェイズジャパンと協力して取り組む電子書籍販売事業
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- 日時: 2012/02/15 20:47:27
- 情報元: 日書連
- 日書連がウェイズジャパンと協力して取り組む電子書籍販売事業が1月31日、青森県と東京都でスタートした。
この事業は、書店店頭で電子書籍購入用のプリペイドカードや、電子書籍端末「ISTORIA(イストーリア)」を販売するもの。
読者はウェイズジャパンが運営する電子書籍プラットフォーム「雑誌オンライン+BOOKS」でコンテンツを購入する。
読者がサイト上で直接決済した分についてもロイヤリティが支払われる。
日書連は昨年12月の定例理事会で、ウェイズジャパンと電子書籍販売事業基本協定書を締結。
青森県書店商業組合は1月19日、全国に先駆けて同社と販売契約を結び、31日から青森市の成田本店サンロード店で販売をスタートした。
東京都書店商業組合も同日、世田谷区の優文堂書店で先行販売を開始した。
「ISTORIA」は電子ペーパーを搭載したコミック専用リーダーで販売価格は1万8000円。
プリペイドカードは、1500円、3000円、5000円の3種類を用意する。
ともに委託販売方式をとり、端末販売は15%、プリペイドカード販売は10%が書店マージンとなる。
購入した読者はその書店の「所属ユーザー」となり、「雑誌オンライン+BOOKS」にてクレジットカード決済等でコンテンツを購入した場合、金額の約10%をロイヤリティとして還元する。
ロイヤリティはウェイズジャパンが所属の書店組合にまとめて支払い、書店組合から各書店に分配する。
店頭什器は、プリペイドカードのサンプルや「ISTORIA」実機1台、案内パネル等がセットになっており、初期導入費は2万5000円。
「ISTORIA」は『ブラックジャックによろしく』全13巻をプリインストールし、すぐに読むことが可能。
また「雑誌オンライン+BOOKS」で購入したコンテンツはパソコンやiPhoneなど他の端末でも読める。
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