【日販分類別売上げ調査】4月期、前年同月比6.7%減に
|
- 日時: 2012/05/31 14:03:17
- 情報元: 新文化
前年同月比は、6.7%減で24カ連続のマイナスとなり、今年最大の落ち込みとなった。規模・立地別でも軒並み前年割れで、11分類すべてが同5%以上の減少。とくに、「101〜200坪」(同7.3%減)、「商店街」(同8.3%減)、「郊外」(同7.4%減)のマイナス幅が大きかった。 「雑誌」の売上げは、同6.5%減。前年4月期は、通常5月1日発売のティーンズ誌や女性誌が繰り上がりで刊行され、売上げが伸長。その反動もあった。「一般誌」のうち「週刊誌」は、昨年、震災報道の影響で総合週刊誌が好調だったことから同13.5%減と大幅にマイナス。 「書籍」の売上げは、同6.9%減。とくに前月プラスだった「書籍コミック」は、前年の『テルマエ・ロマエ3』(エンターブレイン)や『銀魂あにめパラパラ館』(集英社)など売上げ良好だった新刊銘柄の反動を受けて、同24.0%減となった。また「文芸書」も、前年の『謎解きはディナーのあとで』(小学館)や『心を整える。』(幻冬舎)といったミリオンセラーの影響で同18.0%減と二ケタ割れとなった。
|
|