【 講談社ノンフィクション賞・エッセイ賞・科学出版賞 】
|
- 日時: 2012/11/06 17:00:42
- 情報元: 日書連
- 第34回講談社ノンフィクション賞に大鹿靖明氏『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故』(講談社)、安田浩一氏『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』(講談社)、第28回講談社エッセイ賞に平松洋子氏『野蛮な読書』(集英社)、第28回講談社科学出版賞に大須賀健氏『ゼロからわかるブラックホール 時空を歪める暗黒天体が吸い込み、輝き、噴出するメカニズム』(講談社)が決まり、9月21日に千代田区の東京會館で贈呈式が行われた。
贈呈式では、講談社・野間省伸社長があいさつを述べた後、受賞者に賞状と記念品、副賞を手渡した。
ノンフィクション賞を受賞した大鹿氏は「取材で知りえた情報は驚くような内容が多く、真相に迫る努力をもっとしなければいけないと思った。
今回の受賞にうぬぼれず、期待に応えて新しい作品を作りたい」、安田氏は「在特会の集会に足を運んで、そのパワー、憎悪に圧倒された。
そしてある種の羨望に近い感情も僕の中にあった。
しかし、そうした人々の言説が当たり前となっていくような社会にはしたくない。
そのために何をしなければいけないか、一生懸命考えていきたい」と述べた。
|
|