【 野間文芸賞 2013】
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- 日時: 2012/12/08 13:47:20
- 情報元: 日書連
- 第65回野間文芸賞は山田詠美氏『ジェントルマン』(講談社)、第34回野間文芸新人賞は日和聡子氏『螺法四千年記』(幻戯書房)、山下澄人氏『緑のさる』(平凡社)、第50回野間児童文芸賞は石崎洋司氏『世界の果ての魔女学校』(講談社)に決定し、11月6日に帝国ホテルで受賞者記者会見が行われた。
野間文芸賞の山田氏は「受賞して記者会見に臨むのは、25年前の直木賞以来。
それからいろいろなスキルは身についてきたが、恐れを知って小説に対して謙虚になっている時に、このような大きな賞をいただき本当に光栄だ」とあいさつ。
野間文芸新人賞の選考経過を報告した選考委員の松浦理英子氏は「『螺法四千年記』は、この人にしか書けない独特のものがあり、言語的な才能は非常に高い。
『緑のさる』も独特の語り方、言葉遣いが評価された」と述べた。
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