【 緊デジによる電子書籍の配信を開始 】
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- 日時: 2012/12/21 17:47:12
- 情報元: 日書連
- 出版デジタル機構は、経済産業省「コンテンツ緊急電子化事業(緊デジ)」によって電子化されたコンテンツを、11月16日から15の電子書店へ配信を開始した。
第1弾として配信されたのは、講談社新書「ブルーバックス」の52タイトル。
『子どもにウケる科学手品77』を始め、人気が高く重版を重ねているタイトルを揃えた。
取扱い電子書店は、「紀伊國屋書店BookWebPlus」「koboイーブックストア」「エルパカBOOKS」「GALAPAGOS STORE」「コ―プデリeフレンズ電子書店」「セブンネットショッピング」「どこでも読書」「TOP BOOKS」「BooksV」「BOOKSMART Powered by BOOKER’S」「BookPlace」「BookLive!」「honto」「本よみうり堂デジタル」「MOBI―BOOK」となっている。
出版デジタル機構では、今回の第一弾を皮切りに、大手出版社から中小出版社までのさまざまなジャンルのタイトルを、電子書店を通じて配信していく方針。
今後の配信については、偕成社の宮沢賢治など児童文学の名作(偕成社文庫)、中央公論新社、筑摩書房、白水社、みすず書房の新書や学術系書籍、ネコ・パブリッシングの鉄道シリーズ「RMライブラリー」、これまであまり電子化されていなかった絵本や図鑑、さらにコミックや文学作品を予定。
また、学芸出版社(京都)、創元社(大阪)、金港堂(宮城)といった関西や東北地域の出版社や、電子書籍を初めて手掛ける出版社の作品も制作を進めているとしている。
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