リラィアブル・佐藤俊晴社長、「業界問題を放置してきたのではないか」
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- 日時: 2013/04/12 17:19:32
- 情報元: 新文化
- 3月12日、東京・千代田区の中央大学駿河台記念館で「書店として24年 構造不況業種なのか?」と題して講演。出版科学研究所が主催した。北海道で圧倒的な店舗面積を誇るコーチャンフォーグループの概況と書店界における問題点を直言した。
同社は1978年から34年間にわたり増収。今年度も売上高135億円で増収の見通しと発表。4月からは「20%を切る返品率」を目標に掲げた。 ベストセラーを複数購入する図書館、売れ筋雑誌を扱ってきたコンビニエンスストア、万引きを増幅させた新古書店の台頭、図書館への競争入札問題など、書店の抱える問題が整理されていないことを指摘。出版社には「定価を5%上げて、書店マージンの向上に転嫁してほしい」と提案した。
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