『旬の食材』計画販売で発売/実績ある実用書、再編集して/講談社
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- 日時: 2013/04/12 17:41:31
- 情報元: 日書連
- 講談社は書店に通常より多いマージンを設定し収益改善に貢献するため、計画販売企画『からだにやさしい旬の食材野菜の本』を5月中旬に発売する。
同書は2004年に刊行した「旬の食材」シリーズ『春・夏の野菜』『秋・冬の野菜』の判型をA4判からB5判にコンパクトにし、再編集して1巻にまとめたもの。売りやすい実用書ジャンルから実績のある書目を選び、再編集により定価を抑え、長く売れる内容と形態を目指した。 特徴は(1)手に入る野菜470種を収録(2)事典機能をベースにし、実用性をプラス(3)野菜に関する最新の栄養・効能・健康関連記事を充実(4)食品の品質や安全性の問題をクローズアップ(5)話題性の高い料理を掲載。類書中最大級となる野菜470種、料理150点を収録している。定価本体1300円。B5判、薄表紙、カバー掛け。256ページ(カラー224ページ・一色32ページ)。 販売条件は、初回出荷が書店仕入正味65%、返品正味45%入帳。以降の追加注文は書店仕入正味70%、返品正味45%。ロングセラーを目指すなか、初回から展開する書店への優遇措置として、初回出荷条件を設定した。刊行までのスケジュールは、4月19日=書店初回注文締切、4月30日=配本指定データ確定、5月中旬=搬入発売。 講談社の計画販売企画は、06年の『窓ぎわのトットちゃん』新装版(日書連との共同企画・販売)、09年の『CDえほんまんが日本昔ばなし第1集』、10年の『同第2集』以来となる。 同社は「書店の収益改善につながり、安心して長期間販売してもらえることを目指した企画。大成功させてシリーズ化を実現し、書店店頭の活性化と収益の向上に貢献できるよう育てていきたい」としている。今年10月には第2弾として『魚の本』の発売を予定しているという。
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