日販連結決算、増収減益に
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- 日時: 2013/06/02 09:53:27
- 情報元: 新文化
- 5月21日、日販懇話会で平林彰社長が第65期(H24.4.1〜同25.3.31)の連結決算について、「売上高7044億円で増収したが、経常・当期利益は減益だった」と概要を報告した。
また、14年度までの目標である「書店マージン30%」の実現に向けて、今期66期は「返品減少と売上げ拡大」によって0.9%、高粗利商品の「ハイプロフィット企画」の取扱いによって1.0%のアップを目指す。14年度にはこれを各2%ずつアップさせて最終目標を達成する考えを掲げた。 仕入れについては「取次の配本から書店の意思による仕入れに変える」ことを目指す。注文は「サポートC」「リリーフA」、新刊の申込みは「アドバンスMD」の活用を促し、書店を支援する。平林社長は「ハイプロフィット企画を店頭売上げの3割まで拡大していきたい」とし、「祭」についても継続して行い、書店の買上げ客数を増加させ、売上げ拡大に注力していくと話した。このあと、安西浩和・吉川英作両専務が仕入れと営業戦略をより具体的に示した。 なお、売上高については、昨期の中間決算から「売上割戻」を差し引いて算出している。
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