奈良書店商組合、第30回総会を開催
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- 日時： 2014/07/31 15:59:27
- 情報元： 新文化
- 奈良県書店商業組合は7月24日、奈良・橿原市の橿原観光ホテルで通常総会を開催し、会員書店や出版社など約50人が集まった。第29期の事業・決算報告と第30期事業計画・予算案はすべて承認された。
挨拶に立った林田芳幸代表理事（啓林堂書店）は、同会が明治30（1897）年に発足し、昭和44（1969）年には全国で初めて県下一斉の書籍・雑誌店頭配達を実施したことを報告。「まだまだ奈良から発信できることはあるはず。様ざまな活動を通して、紙の本を売り続けていかなければならない」と語った。
また、アマゾンについて「一極集中が進むと、いろんな強い姿勢に出てきて、今後とも素晴らしい本が作れるかと言えば、難しい面がある」と指摘。「書店がどんどん削られ、お客さんが本と出会う場がなくなってしまう。書店が紙の本を売り抜いて、いい本を作って頂くところ（出版社）にまでお金が流れるようにしていかなければならない」と述べた。
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