彩流社、創業35周年で児童書に初参入
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- 日時: 2014/09/23 17:40:13
- 情報元: 新文化
- 来年1月に創業35周年を迎える彩流社が、児童書分野に参入する。まずは、「知っているようで知らない 会社の物語」シリーズ(全3巻、本体各2700円)のなかから『ディズニー』を9月に刊行。そのほか、「林家木久扇のみんなが元気になる 学校寄席入門」(全4巻、同)、「ニュースに出てくる国際条約じてん」(全5巻、本体各2500円)の計3シリーズ・12点を順次刊行していく。「国際条約じてん」の監修は池上彰氏が務める。
アマゾンの学生向け割引サービスに反対している彩流社だが、アマゾンへの依存度は高まってきているという。そのような状況下、アマゾン依存の軽減、リアル書店の活性化を図る道を模索。児童書シリーズは、公共・学校図書館からのニーズがあり、それが書店の外商支援にも繋がることが創刊の理由のひとつ。また、新ジャンルに挑戦することで、「編集者のボトムアップ」を図る狙いもある。 そのほか周年企画として、「定本 荒巻義雄メタSF全集」全7巻(本体各3200円前後)も刊行する。第1回配本は11月。電子版を除き、ほぼ絶版となっている作品ばかり収録しているという。監修は巽孝之氏。
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