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講談社、第76期決算は減収減益の見通し
日時: 2014/12/06 17:31:46
情報元: 新文化

12月3日、講談社の森武文専務が、東京・音羽の講談社本社で開かれた「メディア事業局企画発表会」で報告。「昨期は増収増益だったが、(今期の売上高は)1200億円を若干下回るところ。減収減益の見通し」と語った。
書籍は、百田尚樹『海賊とよばれた男』が文庫本と合わせて350万部に到達。コミックスも「進撃の巨人」「七つの大罪」「寄生獣」などが相次いでアニメ・映画化され、好調だった。また、電子書籍を中心としたデジタル収入の伸長率は前年比70〜80%増、ライツ収入も同80%の伸びとなったという。雑誌事業は販売・広告収入ともに苦戦しているというが、森専務は「これまで雑誌ビジネスが守りに入っていた。いよいよ(来年は)『攻勢の年』と心がけて、新たな雑誌・広告ビジネスを積極的に展開していく」と語った。
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